10センチメートル☆ロマンス




「葵さん、百面相! 赤くなったり青くなったりっ!

 あっははは!おもしれーっ」



 ……またバカにされた…。




「もう!いいっ」


 ヒーヒー言ってまだ笑ってる蒼くんに、背中を向けた。


 勇気出して言ったのにっ!



「あはっごめんごめん!

 ……あぁー可笑しかったぁ。

 ふふっ いいよ、別に」


 怒ってる私の顔を覗き込むと、目尻の涙を拭って笑顔で私に言ってきた蒼くん。





< 109 / 352 >

この作品をシェア

pagetop