10センチメートル☆ロマンス
叫び声に、声の方へ向きたいけど、パパさんに抱きしめられてる私は身動き出来ない。
頭上からフッと笑い声が漏れたのは何…?
こっちに向かって足音が、近づいてくる。
保護者や子供達のざわつきも一緒に聞こえる。
「――父さん! その手離せよっ!」
グイッ
「蒼くん…っ!」
蒼くんは息を切らし、パパさんを引き剥がすとパパさんを有り得ないくらい睨んだ。
「彼女を泣かしたのは蒼一郎なのに、随分勝手だな」
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