10センチメートル☆ロマンス




「……うるせぇ」


 恥ずかしいのを隠すため、俯いてアキレス腱伸ばしたりしたけど……耳が真っ赤になってる俺を、さらに聡や6年はからかってくる。


 ……後で覚えてろよ……。





「カッコつけやがって」



 その場にいたほぼ全員が、声の方を向く。


 その声は、こちらを睨むように見ている赤組の三人から聞こえてきた。



「女に浮かれてる奴に俺らが負けるかよ」

「5年のくせにアンカーとか生意気」

「青組の6年、よっぽどおせぇんじゃね?」




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