わたしだけを見てほしいのに
「私、吉野駅まで行くよ。」
「え?でもギター重くない?」
「大丈夫。13時頃でいいかな?」
「俺明日は何時でも大丈夫だけど
ホントいいの?」
「うん。駅に着く時間分かったら
連絡するね。」
「ありがとう、じゃ明日。」

電話を切って
ベッドの上で
しばらくボーッとしてしまった

明日
悠斗くんに
会えるなんて・・・
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