【完】想うのはこれから先も君ひとり
あたし達は自分の好きなものを頼む


というか3人とも同じもの


「杏莉、今日は楽しかった?」


「はい。いっぱいお買い物出来て楽しかったです。ありがとうございます。」


杏莉が嬉しそうで良かった


「愛花、さっきの電話、優雅だったんでしょ?」


「ママ、分かってたもんね。パパが居るか聞いてきたの」


優雅は自分の父親よりパパとの方が仲が良い


「愛花ちゃんと優雅君って幼なじみ?」


杏莉は不思議そうに聞いてきた


「あたし達4人が高校の同級生なの。それで今も家族ぐるみで仲が良いのよ」


「そうなんだ…。」


多少、杏莉の表情が暗くなった気がした


だけどすぐに笑顔になる


心配掛けたくないんだね


それからは3人で思う存分語りあって楽しい時間を過ごしたのだった
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