【完】想うのはこれから先も君ひとり
「ごめんなさい…。」


「謝らなくて良いのよ?」


姉貴は杏莉をなだめていた


そして、近くのファミレスに入った


「今日はあたしの奢りね」


姉貴が奢ってくれるなんて珍しい


「良いんですか?」


「もちろん。誘ったのはあたしだからこのくらいは出させて?」


姉貴の態度からして杏莉のこと気に入ったみたいだな…


それからは他愛のない話をした


俺らが付き合い始めたきっかけとか、いろんなことを姉貴に聞かれた


最後の方は呆れて溜め息しか出なかったけど楽しそうに話をする杏莉を見て嬉しくなったし愛おしいと思った


「優斗、これね。」


姉貴はバッグの中から封筒を取り出した


杏莉はびっくりしているみたいだ。


「これはね、優斗の生活費なの。親に会ってくれないからあたしが渡してるのよ」


姉貴は丁寧に説明していた
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