【完】想うのはこれから先も君ひとり
俺に抱き付いて気持ちよさそうに眠る愛しい人。


“優しい優斗も俺様な優斗も好き…だよ”と言ってくれた杏莉。


言われた瞬間、発狂するくらい嬉しかった


今までは女に興味はなく適当に遊んでれば良いと思って恋愛なんてしなかった


女なんて裏切るだけだし信用しても同じって思っていた


だけど、杏莉は違う。


ちゃんと“ありのままの俺”を見てくれてる


昔の話をしても文句も言わない。


純粋で素直で頑張り屋な子


多分、俺は杏莉の純粋さに惹かれたのだろう。


“病気なんて関係ない”と言った時の杏莉の表情は安心しきっていた


不安だったのだろう。


杏莉は顔に出して居ないつもりでも俺には分かるから…


杏莉のおかげで周りを見るようになった。


そんな杏莉が俺を求めて来たことにはびっくりしたけど。
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