年下男子はお好みですか?
「大丈夫ですっ!!じゃあ僕これからもずっと先輩のためにお菓子作ってきますね!!」

「ん、よろしくー♪」

真田は「失礼しましたっ」と言って急いで帰って行った。

海里はニヤニヤしながらこっちを見ている。

うん、無視しようか。

「今のさぁ…告白だよねー」

「ん?誰の?」

「……こんの鈍感娘っ!!」

「ひどっ!!」

「『これからも"ずっと先輩のために"…』…むふっ」

「きも」

「待てこら、誰がきもいって?」

「なんでもありませんっ!さぁ帰るか」




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