意地悪な上司にイケナイ恋心。
俺は救急車で病院に搬送。



そこはお袋と兄貴の病院だった。



「・・・」


手術は5時間に及ぶ大手術。
背中に刺さったサバイバルナイフは後数センチで心臓に刃が達っしていた。




俺は急死に一生を得た…



手術後、俺に初めて面会に来たのは…社長である叔父だった。




「!!?コレだけの傷を負わせて…」



声を出すと背中の傷に激しい痛みが走る。
俺は口を噤んで、ギュっと唇を噛み締めた。



こんなに深い傷を負わせておいて示談とはーーー・・・



「…相手は…今…注目される太田衆議議員の親戚だからな…」








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