意地悪な上司にイケナイ恋心。

*突然の別れ

昨日の朝帰りから…耶刃とは全然、口を聞いてなかった。



いつものあれだったーーー・・・



ーーーー浮気



私に『スキだ』と『必要だ』と『結婚しよう』と言いながらも…耶刃は浮気をした。




その度に、揉めて…私は出て行き…洋貴の元に転がり込んだ。


耶刃が私を内線で呼び出す。
私は渋い顔で席を立って、常務室に向かう。



「常務…御用は何ですか?」



「奈央…お前…また…栗原の元に行くのか?」



「あなたにはカンケーないでしょ?」



「なくはねぇだろ?同じ部屋に住んでるんだから・・・」





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