意地悪な上司にイケナイ恋心。
「ただいま~」



部屋には明かりが点いてなくて、まだ耶刃は帰ってなかった。



もしかしたら、このまま…帰って来ないかもしれない。



私はメールを打つ勇気もなくて、帰って来るか分からない耶刃の為に夕食を準備。




『スキ』


『あなたが必要』


『あなたと結婚したい』



そんないじらしい言葉…ちょっとでも私は言ったかな!?


正直、恥かしくて言ってない。



いつも耶刃から言ってくれるのを待つばかりになっていた。
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