君だけを愛している…






私はさっきから心拍数が上がっていくばかりだ


ルイスにばれてしまうのではと心配する位、ドクドクとうるさい…


…男の人とこんな風に
近くで接することになれてないからなんだ―――

自分に言い聞かせながら 街へと向かった







――――


馬に揺られること一時間…



ルイスは馬を預け、大きな門の所にいる門番と少し話をして門を開けてもらった…



街の門をくぐると予想以上に賑わっており景色がキラキラ輝いていた


「…………。」


「人間界ではこんなに街は賑わってないのか?」


「無いことはないけど
私が住んでいた所は
基本的、静かだったわ」

「そうか…。」



無愛想にこたえたルイス はそのまま先を歩いてしまった


私はここで迷子になると 困るのでルイスの後を急いで追った



「……フードをかぶっていろ」


「うん?」


「目立つと困るのは春奈だぞ……」


ルイスに言われかぶっていなかったフードをルイス同様深くかぶった






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