アオ×ソラ ~We love 軽音部っ!~

 「先生、警察!!!
  …っ早く!!!」

頼哉は竜二を床に押さえ付けていた。

…何がおこったのかわからない…。

でも、すぐになんとなく理解はできた。


あたしの目の前の前には…

血のついた凶器…。

それは全てを語っていた。


皮肉だ。

…あたしが悪い。

…あたしがあんなこと…。

全部あたしのせい…?

人生終わりだよ。

そのせいで頼哉が…。

プツンと頭の中で何かが切れたような気がした。

 「…緒!?」

 「大丈夫か!!??」

そのあと…目の前が真っ黒になった。
< 8 / 303 >

この作品をシェア

pagetop