シュガー*エッセンス(加筆修正中)
そりゃあ、あたしだって『帰る』と言ったけど。
そんなの、実際に帰るわけないじゃん。
あの人がいる家に、帰りたくもないし。
行くところがなくてもいい。適当にフラフラする。
「ほら、一応家に入るの見届けた方がいいだろ。女の子なんだし。」
…だから、そういうの、いらない。
さっさと家に入ってよ。
『……。』
多分、本当に良心でやってるんだと思う。
屈託ない笑顔を、爽やかに見せてるし。
純粋に、あたしを心配してくれている。