僕、彼氏ができました

真斗の部屋はふつうにきれいだった

黒でまとめられてて

大きな本棚があり

たくさんの本が入っていた


「座って」


「うん、」


「あのさ、」


「何?」



「これ」


っと真斗の手の中には
小さな箱



「あけていい?」


「どうぞ」



許可を得たので開いてみた



「香水?」



薄いピンクの容器


香りをかぐと少し甘い香りがした
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