小さな彼女とクールな彼氏

美姫side

パタン

あたしはメールを確認して携帯を閉じた。

なんで元気がないって気付いたんだろう?

実はエスパーだったとか。

いや、それはないか。

あたしは階段を下りてキッチンに向かった。

「さっき言ってくれた言葉

嬉しかったなぁ…」

トーストを焼きながら

さっきのメールの内容を思い出す。

「また元気がないって気付いてくれたら

言ってくれるかな?」

さっき思い切って

大輔依存症なんて言っちゃった…。

カァァァァっと顔が熱くなる。

「あれ?姉ちゃん熱でもあんの?」

ビクッ

後ろから聞き覚えのある声が聞こえた。

声の主は弟の安里(あさと)

「えっ!?んなわけないじゃん!」

「そ。」
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