あいつは、あたしを好きなはず!!


だったら…。


「瞬二は、何で気が付かないんだろ」


あたしがボソッと言うと、タケルは優しく頭をポンポン叩いた。



こういうトコは、正直ドキドキする。



「やっと認めた」


「でも、誰にも言わないでよ?」


「言わねぇよ。それに、瞬二は気付いてるんじゃねぇかな?」



「えっ!?気付いてる?」



目を丸くしたあたしに、タケルは頷いた。




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