あいつは、あたしを好きなはず!!


――…そうだった。


あの日は、猛ダッシュで帰って、家に着いてからも、ニヤニヤが止まらなかったんだよね。



対象外どころか、瞬二はあたしの初恋相手。


産まれた時から、お互いお向かいに住んでいて、気が付いてたら好きになってた。



でも、告白なんて出来なくて、ましてや友達に言う事も…。


だって、だって…。




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