あいつは、あたしを好きなはず!!


「うん。後で、ゆっくり返す」


「ふ~ん…」



自分では、飛び切りの笑顔を向けたつもりだったのに、瞬二は少しご機嫌が斜めになった。



「じゃあ、もう帰れよ」


「え?でも、まだ残ってるよ?」


もっと、“アーン”がしたいのに。


「いいよ、後で自分で食うから」




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