あいつは、あたしを好きなはず!!


「本当は、分かってたんだろ?オレが雫を好きって」


「えっ!?な、何で?」


図星なだけに、答え様がない。


「だいたい分かるよ。雫の性格からしてさ…」


なんだ。


バレてたんだ。



「だって、瞬二から告白して欲しかったんだもん。だから、気付かない振りしてたの」




< 90 / 94 >

この作品をシェア

pagetop