貧乏お嬢様と執事君!
その言葉に、どうでもいいとふてくされてる場合ではなくなった。
由姫華は昂揚の色を緊迫に色に変えた。
さぁーとソーダー色に奇麗に染まっていく冷美な美貌。
その横で、ぱぁっと笑顔に花咲かす幼い美貌。
対照的な二つの顔を見比べ、享一郎は苦笑いを浮かべた。
「すまんのぉ沙良。言い忘れてたわ」
「なっ何言ってんのおじさま!」
享一郎に由姫華の恐怖で埋め尽くされた顔面が迫ってきた。
その威圧感に押され、自然に自席へと座りこまされた享一郎に、由姫華は突っかかった。