俺と本気と恋心

「昨日さ、エロい呼び出しがあってさ…理科準備室に行ったんだよ」


あぁ、昨日なんかそんなこと言ってたな


「あそこさ…暗いじゃん?」


たしかに暗いね

あの部屋は窓が無くて、扉の磨りガラスからの光しか射さないからね

だからこその密会スポットなんだけどさ…


「それで?」

「それで…そこに行ったら女の子が居てさ…。俺を呼び出した子だと思ったんだよ…」


あれ?
なんか、嫌な予感…


「まさか…間違えて違う女の子と…ヤっちゃったのか?」

「………。」


黙るな、遥!
図星なのか?!

ってか、暗いオーラがさらに濃くなったんだけど?!

どうやら、遥は思い出して落ち込んでしまったらしい

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