こちらミクモ探偵事務所

「はーい!」

元気よく手を挙げる隼美。
思わず羽兎も笑顔になりながら紘哉を見た。

「……何やってんの?」

そして彼女の顔から一瞬にして笑顔が消えた。

「何って……手伝い」

「料理できるの?」

「まぁ、一人暮らしだし……ってお前知ってるだろ」

「そうだっけなぁ?」

「……」

< 189 / 392 >

この作品をシェア

pagetop