ラブ&トラップ
「ご飯買いにコンビニに来たって言ってたから勘違いしただけですから。」
未だに笑いの余韻を残す店長の横を通り過ごして自分で食べたかったガムが並ぶ棚へ。
こんな小さいガムが120円っ!?
うわー。
やっぱりコンビニは高いなぁ...。
一番安いのが98円かぁ。
じゃぁこれでいいや。
「決まったか?ほら。」
いつのまにか私の後ろにいた店長は当たり前のように私の前に手を差し出す。
これが握手じゃないことぐらい私にだって理解出来る。
「早くしねーとアイス溶けるだろ。」
私のガムも一緒に払うから貸せってことでしょ。