《続》オフィスの華~若社長と秘書のHoneyな生活~
「北海道の冬は昔から住んでいる人でも辛い…もともと都会暮らしの親父たちは
俺には何も言わなかったけど…相当辛かったと思う。
でも…夏はとっても過ごしやすかった…富良野はラベンダー畑で有名だけど…
お前見たコトあるか?」


「写真では見たコトある…でも私…ラベンダーの華の香りは毎晩…嗅いでたわよ」


「!?」


「入浴剤使ってるから~」


「へぇ~っ…」


「祐早斗さんのお母さんって…見たコトないわね」


「俺が7歳の時に病気で死んだ…」


「余計なコト…聞いたわね…ゴメン」


「いいんだ」


俺は味噌汁を一口飲んだ。

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