初恋と運命の恋
葵と過ごす日々と告白

葵と呼びはじめたきっかけ

葵と保健室で過ごしはじめて以来彼女と勉強とは名ばかりのお茶会になっていてだんだん蒼は葵に本気で好きになりはじめていた。
楽しいおしゃべり会になっていてはじめは不満そうな顔をしていた椎名も最近はよく笑っていて蒼の高校時代の話もたくさんしていた。
『椎名は初めて出会って以来君といると本当に楽しいしいままでこんなに胸がはずむのは生まれて初めてだよ』
彼女はクスクス笑いながらクッキーを食べていて口をハンカチでぬぐってやると顔を赤くしていて可愛いと思いながら脈ありと感じていた。
一挙一動にときめきを感じていて自分自身が教師である手前告白のできない身の上で辛いものの変に気まずくはなりたくなかった。
でも葵はいい子で今までの日向以外の女とは違っていて自分自身を見てくれる人に出会えたのは随分久しぶりで安心していた。



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