[短]先生、襲ってください。


ひつこく聞きまわすと、
やっと手をとめて私をみてくれた


「ん?何て?」

「聞いてなかったの?」

「…え?あ!可愛かった!!」

「…適当に返事してるのバレバレ。」

すこし怒ったようにそういうと先生は焦ったのか
手を合わせて謝ってきた


「ごめん…でも本当に可愛かった!
なんか、ちょくちょく王子様やくがわけ分からないこと言ってたけど…おもしろかったよ。」


「ケンタはともかく…本当に?」

「ん?」

「その、か、可愛かった?」

ちょっとドキドキしながらそう言うと、先生は私の頬に手をあててくれた



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