先生とわたし
「どうする?」
「うーん…。電車無いから、駅まで乗せてってくれる?」
「わかった。じゃあ、準備できたら俺ん家に来て。」
「うん。」
一旦祐チャンを見送って、急いで準備に取り掛かった。
今日は、簡単にポニーテールに髪を整えた。
何かあってもいいように、キーパーグローブも持って行こう。
「じゃあ、「行ってきます。」」
「行ってらっしゃい。」
お父さんと一緒に、家を出た。
「ケガだけしないようにな。」
「うん!!お父さんもね。」
お父さんとは玄関先で別れた。
にしても、いきなり部活が入って、部員は集まるのだろうか…。
ピンポン…。
「開いてるから、入って。」
「お邪魔します。」