先生とわたし
「あぁ。あっ、なんか5日間のほとんど、お前たちのクラスに付くみたいだから、よろしくな。」
「マジで!?」
「えっ!?」
嬉しいような、嬉しくないような…。
複雑な気持ち。
「…栞に書いてあったはずなんだけどな…。」
「「気付かなかった…。」」
見たとしたら、タイムテーブルと持ち物のページばかり。
引率の先生の所とか、気にしなかった…。
「まぁ、邪魔とかするつもりはないから、思う存分楽しんで来い。」
「「はい。」」
変に意識とかしないで、普段通りにしていれば、大丈夫でしょ。
それから駅に着くまでの間は、本を読んだり、ご飯を食べたり、寝たり…。
自由な時間を過ごした。