【完結】君が教えてくれたコト
〜高野side〜
夏休みに入って間もない時の事。
家にちよ子が遊びに来ていて、二人で過ごしているとケータイが鳴った。
「あれ?槇野…何で私に電話掛けてきてんの?」
「へ?弘貴から?」
槇野から連絡がくるなんて珍しい。
一応交換したくらいで特に連絡を取り合った事はなかった。
「…もしもし?」
「た…高野…」
槇野の声が震えていた。
これはただ事ではないことがすぐにわかる。
「どうしたの?」
「……俺……あ…の…わり…うまく喋れねぇ…ッ…」
「ちょっと落ち着いてよ…何かあったの?今どこにいるの?」
…槇野が泣いてる?
「……駅前の大学病院」
それを聞いて私の手も震えた。
「すぐ行く」
ケータイを切ると私はその場に崩れるように座りこんだ。
そして、穂高に電話を掛ける。
穂高は電話に出ない。
穂高…お願いだから出てよ…。
何度も掛けなおすけど、同じ事の繰り返し。
夏休みに入って間もない時の事。
家にちよ子が遊びに来ていて、二人で過ごしているとケータイが鳴った。
「あれ?槇野…何で私に電話掛けてきてんの?」
「へ?弘貴から?」
槇野から連絡がくるなんて珍しい。
一応交換したくらいで特に連絡を取り合った事はなかった。
「…もしもし?」
「た…高野…」
槇野の声が震えていた。
これはただ事ではないことがすぐにわかる。
「どうしたの?」
「……俺……あ…の…わり…うまく喋れねぇ…ッ…」
「ちょっと落ち着いてよ…何かあったの?今どこにいるの?」
…槇野が泣いてる?
「……駅前の大学病院」
それを聞いて私の手も震えた。
「すぐ行く」
ケータイを切ると私はその場に崩れるように座りこんだ。
そして、穂高に電話を掛ける。
穂高は電話に出ない。
穂高…お願いだから出てよ…。
何度も掛けなおすけど、同じ事の繰り返し。