LOVE・ラブ・らぶ-先生と描くsweet life-



「どういうことか説明して?」


他の友人というのが、最初から男性と決まっていたとしたら、最初から合コン目的だったと考えてもおかしくない。



「あたしを騙して連れてきたの?」


歩がさらに問い質す。



「ゴメン!!!!」



絢乃と胡桃が手を合わして頭を下げた。


ただ、ご飯を食べに行くだけの目的ではなく、合コン目的だったということか。


歩は深いため息をついた。



「なんでそれに誘ったのがあたしなの?あたし付き合ってる人いること知ってるよね?」


と歩は左手薬指の指輪を指して問い質す。


< 63 / 289 >

この作品をシェア

pagetop