Fall in love.


「何ですか?」

さっきから、一言ことも喋らなかったチャラ男の友達が口を開いた。


「奢るから一緒に行ってくれん?」

…はぁぁぁあ?

"奢るから"って私達をお金で釣ってるし。
こんなんでつられる訳ないでしょ…

「いこ?千…」

帰ろうと千夏に言おうとした時、
「ちょっとだけなら」


「…………」

ん??
千夏??
今行こうと言いました?
私彼氏いますよ?

「やったぁぁあ☆じゃあ名前教えて?」

軽すぎでしょ…

私は、千夏を呼び出して小声で聞いた。

((何で誘いにのったの?!私彼氏いるよ?絶対に行かないからね!!))

ありったけの不満を千夏にぶつけた。


((ご、ごめん!別に暇だし、奢ってくれんなら…って思って…))


((だからって…私は今すぐ帰るからねっ!))


こうやって私達が話している間も、チャラ男は嬉しそうな顔をして待っていた。



大樹を裏切ることはできないよ…


「ってことで、私は帰るので」


こんなことに付き合っている暇はない。


「ちょっと待って…!」


後ろで千夏の声がしたけど、聞こえないふりをして帰ろうとした。


千夏には悪いけど、しょうがないよね?



< 7 / 7 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop