幼なじみ〜春夏秋冬〜
好き
「小春、大丈夫?」



クラスメートの智子が振り返りあたしの顔を覗き込む。



「え…」



「なんかやつれてない?」



全校集会の中、智子が小声で話しかけてきた。



「あ、朝ご飯食べ損ねて元気出なくて」



あたしは適当なことを言って誤魔化した。




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