いつも隣に君がいた ~クローバーの魔法~
これって… 手紙、だよ、ね?
へぇぇ~… 知らない人宛てにこんなの書く人いるんだ…
何か… 面白そう。
キ―ンコ―ンカ―ンコ―ン…
そう思ったとき、丁度チャイムが鳴った。
「日鞠―っ! 帰るよ~っ」
その声に振り返ると、もう奈々ちゃんは図書室の鍵と帰り支度をしっかり持って私に手を振っていた。
奈々ちゃん… 帰る気満々だな(笑)。
「は~い、今行く―っ」
帰る気満々の奈々ちゃんを見て私は少し笑いながら、
持っていた手紙をサッと制服のポケットに入れて、鞄が置いてあるカウンターへ走った。