【短編】キミはお姫様。【実話】
プロローグ
とあるスタジオ

響き渡るギターの音色




「桜井君!良かった良かった!超~良かったよ!」

「ありがとうございます」

俺は頬の傷を気にしながら微笑む

「そういえばさっき入り口に写真落ちてたんだけど、これ桜井君のだよね?」

「・・・・・・・」

「一緒に写ってる子は誰?なかなか可愛い子だよねー」

黒くて長めの髪
大きな目
もう逢えない

「ちょっとすみません」

俺はバンドメンバーから写真を奪うかのように取るとスタジオの外に出た
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