彼氏にしたい男子No.1~最強ヤンキーに愛されて
「いっ……いい!本当に大丈夫だから」


無理やり体を引きはなそうとするも、九条くんの手がガッチリとあたしの背中にまわっていて、身動きがとれない。


「でもなー、心配だから」







「やだー、何あれ。大胆~」


「佐々木さんって意外と……だよね」


九条くんに引っ付かれてる恥ずかしさと、周りの声が気になってどうしようもなくなってくる。


「お願い……やめて!大丈夫だからっ」


気づけばあたしは、九条くんの手を、思いっきり振り払っていた。






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