彼氏にしたい男子No.1~最強ヤンキーに愛されて
「それは……」


「おーい、南!早く来いよ」


そこで、南くんを呼ぶ声が聞こえてきた。


助かった!


「……まあ、いーや。文化祭の投票、俺、去年は3位だったけど、今年は頑張るし。

うちのクラスで佐々木さん応援するから、二人でグランプリ目指そうぜ?」


「あたし!?無理だよっ」


「大丈夫だって。佐々木さん、眼鏡かけなきゃ美人だから」


……これは、喜ぶところ?


あたしの眼鏡姿を全否定されたみたいで、少々複雑……。


それに南くんに言われても、あたしが美人だなんて、まだ信じられない。

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