星を探して…~手が届かない~





「おはよう…。」


あれから10日経った。

確かに2人が恋人に見えるような光景は見えない。
ほんとに、別れちまったんだなって

改めて思う。


「王子、おはよう。」




「おぉ矢沢。おはよう。」


矢沢も普通だし、
気にしてないのかなと思ってしまう。

でも、そう思うのは束の間。


「今日も隆志カッコイイね…。」


そう…。
隣の席の俺はずっとこんなことを

聞かされる……。


「また、告れよ。」




「またってねぇ…。
簡単じゃないんだからね!!」


確かに簡単じゃない。



< 220 / 298 >

この作品をシェア

pagetop