星を探して…~手が届かない~
「んじゃ、休んでらっしゃい♪」
「あぁ。」
やっと…ゆっくり出来る……。
俺は自分の部屋に行った。
部屋は何1つ変わってなかった。
本棚も、机も、ベッドも、
配置は出て行った時と
全く一緒だった。
「マジで何してたんだか…。」
本当に母さん1人だったんだな…。
さっきはあんなこと言ったけど
悪かったって
つくづく思う。
うちには、父さんはいない。
交通事故にあい、この世を去った。
母さんは相当父さんのことが
好きだったらしく
死んでから10日くらいずっと泣いてた。
そんな思いをしてる母さんは
いっつも明るくしてる。
それが、母さんの心得らしい。