不思議のアリスは俺の嫁!?
「あ、話しの続きでしたね。
えっと、遥輝君の話しではその女の人が嫌みたいなんですよね。」
「え……?」
嫌?
なんでだろう……。
「なんか、すごいブリッコみたいなんです。」
「あぁ、そーいう女は甘い声出せばなんとかなるって思ってる女ね。」
沙羅は要と遊びながら言う。
「私もそう思うんです。それでですね、その女の人遥輝君にベタベタ触るらしくて。」
ベタベタ!?
は、は、遥様に!?
「愛莉珠落ち着いて。」
沙羅は真剣な顔で言ったあと、突然ニヤッとした。