砂時計~*番外編*~
少しだけ



告白する勇気がもてた。





「よしっ!



頑張るね」





澪梨にそう告げて



私は学校へ急いだ。




「頑張ってね、嬉梨おねいちゃん」




聞こえるはずのない



小さな澪梨の声だったけど




伝わってきた。



双子だからかなぁ?





ううん。



きっと



心が繋がったからだよね?









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