隣の席のキミ



…でも…最近の山城さんはなんかおとなしい感じがするのは…俺の気のせいか…?
山城さんが俺の事苦手…とか…(笑)
まあ、ありえなくもない。






山城さんとの会話の内容が、自分から言い出したくせになんか変だった。
髪の毛のことを、普通、話題にするかっつーの…(笑)

そんなことを考えていたら、自然と上の空になってて。
山城さんの声で我に返った。




そして俺はトイレに行くことにした。
いや、山城さんといると、自分が分からなくなるからかもしれない…なーんて…。
俺には…梨華がいる…。
ちゃんと、俺を好きでいてくれる梨華がいるんだ…



俺も梨華が好きなわけだし……


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