好き…

1人の少女

拓斗Side

俺は若手の医者の延命 拓斗(エンメイ タクト)20歳


コンコン


「失礼します。」


「お〜拓斗か。なんかようか?」


「親父。俺が担当するのは親父が主治医だった時の心臓病と喘息をもった姫野優莉ちゃんでいいんだよな?」


「あ〜」


「あの子頼んだぞ」


「ん?」


「あの子全然笑わないんだ…だから年が近いお前にしたんだ」


「わかった。じゃあ行く。失礼しました。」


あの姫野優莉ちゃんか…たしかに笑ったとこみたことがない…
あの子かなり前にみたことがあるから入退院くりかえしてるんだな…



助けてやりたい…



だって君が好きだから―――。



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