地味女が巻き込まれました。【上完】【修正中】


「綾香は結婚してくれる?」


いきなり、その話題デスカ・・・



「綾香の為に俺、こんなに強くなったんだよ?廉にはNo1の座を譲ってあげてるだけだし、綾香が俺にもっと強くなって欲しいならすぐNo.1の称号奪ってくるし。」


竜さんの想いはヒシヒシと伝わってくる・・・でも、まだ何も頭の中は整理ついて無いし、それに記憶の無い会ったばかりの竜さんに特別な感情は無い。



こんなに想ってくれてるから伝えられないけど。



「称号はいらないし、今はちょっと待っててください。」



傷付けたくなくって声のトーンを落として言った。



「ごめんね。ちょっと、焦らせちゃったね・・」




ニコッと笑って竜さんはまた私の頭を撫でた。




記憶は無いけど心が懐かしさを感じていた。




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