守るべきもの
修ちゃんは、私をジッと見つめた。


「沙依、マジで可愛い。」


少しだけ、浴衣の前をはだくと、鎖骨にキスをした。


私は、修ちゃんの髪の中に指を入れ、顔を引き寄せて、長いキスをした。

修ちゃんは、不器用な手付きで浴衣の紐をほどくと、首から胸、お腹とキスの雨を降らせた。


今度は私が、修ちゃんの上になり、喉仏にキスをした。


修ちゃんは、私の髪をかき上げると「エロい顔してる。」と言った。


私は、わざと紐をほどかず胸にキスをした。


「焦らしてんの? 」


修ちゃんがつらそうに呟いた。
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