愛を餌に罪は育つ
「あのさ、朝陽から連絡あった?」
『――いや、ないよ。頻繁に連絡取ってた筈なのに、気が付けばめっきり取らなくなってた』
「何でも――何でも話せるくらい仲が良かったのに?」
翔太君は口を開きかけたが直ぐに閉じ、切ない笑みを浮かべた。
「知ってたんだよね?浮気相手の事も子供の事も――」
『――――』
一度私と目を合わせると直ぐに目を反らした翔太君。
気まずそうな表情に見えなくもないが、それとはまた違うような気がする。
『知ってたよ――その事については前にも美咲ちゃんと話をしてる』
「うん――知ってる」
『記憶、戻ってきてるんだね』
辛そうな笑みを浮かべる翔太君を見て、どうしてそんな顔をしているのか私には分からなかった。
この事を思い出すと辛い何かが待ち構えているんだろうか。
「日記書いてたみたいでそれを読んだだけなの。だから別に記憶が戻った訳じゃないんだ――」
『そう、なんだ。案外しっかりした性格してたんだね』
なんだか知らない人の話をしている感じがして、凄く変な感じがした。
『――いや、ないよ。頻繁に連絡取ってた筈なのに、気が付けばめっきり取らなくなってた』
「何でも――何でも話せるくらい仲が良かったのに?」
翔太君は口を開きかけたが直ぐに閉じ、切ない笑みを浮かべた。
「知ってたんだよね?浮気相手の事も子供の事も――」
『――――』
一度私と目を合わせると直ぐに目を反らした翔太君。
気まずそうな表情に見えなくもないが、それとはまた違うような気がする。
『知ってたよ――その事については前にも美咲ちゃんと話をしてる』
「うん――知ってる」
『記憶、戻ってきてるんだね』
辛そうな笑みを浮かべる翔太君を見て、どうしてそんな顔をしているのか私には分からなかった。
この事を思い出すと辛い何かが待ち構えているんだろうか。
「日記書いてたみたいでそれを読んだだけなの。だから別に記憶が戻った訳じゃないんだ――」
『そう、なんだ。案外しっかりした性格してたんだね』
なんだか知らない人の話をしている感じがして、凄く変な感じがした。