Loving Expression ~愛を詩にのせて送ろう~


「んじゃあ、私たちはお暇するね!」


「瀬田君、お大事に」


美羽は微笑、優衣は手を振りながら寝室からその姿を消した。


すぐに笑い声はドアの外へと移動していった。


堺は盛り上がっているドーム状の布団を見下ろし


「で?ほんとうにお邪魔だった?」


「…………」


何も言わない瀬田。


「これでも結構時間を食ってきたのに………」


「………」


無言を貫く。


「で、本当?あの子に惚れちゃったってやつ!」


「………堺さん」


< 165 / 275 >

この作品をシェア

pagetop