Loving Expression ~愛を詩にのせて送ろう~
「こいつが例の男と仲良くしてねーか気になんだよ」
「例の男?」
優衣は口元の不ドレッシングをぬぐいながら聞き返した。
ぎょっと悲鳴を上げ、美羽が夏目の口をふさぎに行った。
「せっせっかく忘れてたのにー!」
「忘れてたらお前を見張れねぇだろうが!」
夏目は完全に優衣をお守係か見張り係を勘違いしていた。
「例のって………ああ、あの話し掛けにくいって男?」
「そ」
「違うよー!」
夏目の肯定を美羽は声を張り上げて遮った。