空に染まる。
『それじゃ』
そう言って詩穂は帰って行った。


「詩穂先輩、何してたんですかね?」


「部活じゃない?」


「先輩…本気でそう思ってませんよね?三年生で部活してるの先輩ぐらい…」


「そんな事より、私に勉強させるですって?絶対にしないわよ!」


無理!冗談じゃないわ!
絶対にしないわよ!
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