イケメンエリートかつ小悪魔
以前ならね。


興味ないタイプの人にでも、とりあえず笑顔だけは忘れないようにしてた。


けど、今日は…蓮くんを裏切ってる気がするし、自分の格好もイケてないし。


その上、蓮くんに対するモヤモヤが。


あ~あ。早く帰りたい…。


そう思ってため息をつくと、不意に隣の男の人が私の顔をのぞきこんできた。


「…気分、悪いんですか?」


「えっ?」


びっくりした。


気分悪いとかじゃないんだけど、ね。


隣なのに、全く会話してなかったな。


誰だっけ…。


< 123 / 205 >

この作品をシェア

pagetop